プロのペダリングモニターデータをみて思うこと | なおっきのぶろぐ

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プロのペダリングモニターデータをみて思うこと

最近いろんなプロのデータをみるにつれ、それを自分なりに真似したりして見えてきたものがある。

データを公表していいのか迷ったのでデータは公開しないことにするけど
あちこちから集めた6つくらいのシクロスフィアのプロのデータを自分なりに解析してここ一ヶ月で自分にフィードバックして思ったことを記事にしてみる。
中にはBELKINのGIROのデータもあった。

まずプロってのは本当に脱力がウマイ。
どのプロを見ても言えるけど、240度のあたりから完全に脱力を心がけてる。しかも30度すぎあたりまで脱力が見られる。
つまり前に蹴りだしている選手は皆無。
ちなみに30度あたりというのはパワーが掛かってるように見えるがこれは違う。
単なる脚の重さが重力で自動的にパワーが乗っているだけなのではないかと思う。おそらくパワーは掛けていないと思う。
いろいろと自分でやってみてそう思う。

そしておそらくあえて60度すぎまでは重力に身を任せていて、一気に80,90度から210度の方向に向けて踏み込んでいて210度ですべてが終わる感じに見える。
つまりひとつの動きとしては90度ちょい手前までしっかり脱力し、210度でひとつの動作として考えて動作しているのではないかという感じなのだ。
ちなみに210度というのはほとんどの選手が法線にしかパワーが出ておらず、つまり推進力には一切パワーが出ない状態の角度のようで、
そこをひとつのワンストロークの終着ポイントとしているのではないかと思う。
(法線っていうのは接線から90度の向き。円の中心からまっすぐに外に出たベクトル方向。接線は円にそって出てる線。つまり法線の90度の方向)

80,90度から210度、ここにフルパワー
240度から60度までが完全脱力。

また意外なことに240度から0度はわざわざ引き上げてはいないと思われる。
あくまでも惰性で210度までキテた勢いだけで惰性で一気に60度までくるのを待ってるイメージ。

とあるベルキンの選手のデータを見るとGIRO220kmのレースのペダリング効率は驚きの38%なのだ。
彼が意識しているのは、いや無意識だろうけど、90度〜210度を踏んであとは惰性に身を任せるペダリング。
ちなみに後半で頑張ってるところ、平均427wで5分のデータを見ても効率は45%。
あきらかに270度300度はマイナスがほんの少し出てる。他のプロも同様。
勢いだけでは打ち消せない脚の重さがほんの少し出ちゃってる感じ。つまり明らかに引いてない。脱力の感じなんだともう。

これらを見る限りはペダリング効率はそれほど求めてはアカンのではないか?ということ。
せいぜいよくて60%かなぁ・・・。わかんないけど。

そして大切なのどこから踏み込みどこでやめ、そしてどこからどこまでを脱力するかを意識することが大切なのではないかということ。
いろんなデータをみてなおっきが「あくまでもなおっき」が導き出したのが

80度あたりから210度。ここにフルパワー。
240度から60度までが完全脱力。惰性にまかせる。

210度がフルパワーと書いているけど、実際やってみるとわかるけど210度にどんなに力を掛けても法線上にしかパワーがだせない。
だからあくまでもフルパワーの終着ポイントとしての位置づけになる。

とくになおっきはペダリングが非常に癖があった。30度から思いきりパワーが出すぎていた。
それ故に90度の時には接線より法線の外に向かった無駄なパワーが出ていて、170度から180度のあたりでどうしたらいいのかわからない迷いのあるペダリングになっていた。
それを80度90度〜210度までワンストロークとして一つの動きとして考えてペダリングをするようになって
非常に迷いがなくなって上半身が安定し大殿筋をフルに活用できるようになりつつある。

なおっき的課題ポイントとして、30度〜60度までちゃんと脱力できるかどうか?
210度までちゃんと意識できるかどうか?

がなおっきの場合の課題になってた。それが最近少しずつ出来るようになりつつ有り、できるようになりつつあると感じと同時に以前よりももっと
自然にワットが乗るようになってきている。

以前は30度あたりから始まって180度が終着点としての意識だったのが大きく全体が遅れる方向に30度から50度もワンストローク(一つの動作)の意識がずれたので
慣れるのは本当に大変だった。どうしても30度にパワーが乗ってしまうし180度が法線パワーになっていたから・・・。
まだ、30度にパワーが乗る癖が治らずいまだに絶賛治療中。それができるようになって、納得できたらこれだよこれ!ってデータを見せたい。

ちなみに210度を意識できれば大殿筋ペダリングが自動的にできるようになると思う。
210度で脚を止めて上半身のバランスを大殿筋のみでヤジロベー的に脱力した状態で取ることができれば210度の意識はすごく気持ちよくできるようになる。

さらにこのペダリングをやってると、210度でカカトが後ろに飛び出すようなイメージになるし、突き詰めるとクリートをカカトに付けたくなってくる。

これブリッツェンの増田選手の210度の瞬間。まさにこれ。このイメージ。ここまでをワンストロークの終着点としてのペダリング。

これはなおっき的な考察となおっき的な見解なのでこれが本当の解なのかどうなのかはわからない。
が、プロのデータをなおっきなりに解析して自分にフィードバックしてやってきたことを振り返った内容の記事という位置づけ。

なので良い子は真似しないように?w
いひひ

今日は考察日記でした。

最後にこのようなプロのデータをみてそして自分にフィードバックしてトレーニングができるシステムを作った、パイオニアは本当に偉大だと思う。
感謝感謝である。

それと、もっとたくさんのプロのデータを見てみたいな。

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