全日本マウンテンサイクリングin乗鞍2014 レース編
朝体重は51kgをおそらく切ってたと思う。
アップが割りとちゃんとできて、あとはレースに臨むのみ。
雨は相変わらず降り続いてた。
場内アナウンスが響き渡る。
頂上付近は雨が激しく10数メートルの風が吹いてて現在レースを行うか協議中とのこと。
場内がどよめく。そんなアナウンスが3〜4回。
そして何分後かに再度アナウンスが入る。
ゴールを大雪渓にしてショートコースを作り30分ほどスタートをずらすとのこと。
またまた会場がどよめく。
だわなぁ〜。けど、開催してくれることに感謝。
ゴールをずらすにしたって大変な作業だろうし。
ありがとう。皆の努力を感じる。
んで、いよいよスタート直前。やっぱりスタート直前に緊張のあまり「キラキラ」とやってしまったw。なんでか乗鞍登るときはどうしてもやってしまうw。
スタート直前のなおっきw。
先頭からはこのへんの位置からスタート。
スタート1分前あたりになると妙に落ち着いてた。
どきどきもそれほどしてなかった。
そしていよいよスタート!
今回はせめて三本滝までは先頭集団の後方でついていこうと思ってた。
三本滝まではなんとか数メートル先にみえるライダーさんが見える位置でついていけた。
けど、かなりかなり苦しかった。先頭は15分台くらいだったらしい。16分台で通過したと思うので苦しいはずだわ。
ってことは1列棒状で先頭からすでに20〜30秒くらいは差がついていたのか。
霧が立ち込め、雨が降る。前が見えない。視界は10数メートルな感じ。
何度も何度もグラスを手で拭いて視界を確保する。
んで、徐々に徐々にカエルライダーさんが離れていく。
ついていけん。多分冷泉小屋あたりまではそれでも結構粘ったけど、そのあたりからガクンといったん力が入らなくなった。
呼吸より脚が力が入らない感じ。ときたま200wを切ってる。
辛かった。かなり辛かった。おい何やってんだ!本番だぞ!
って。
で、必死に探るようにペダリングを丁寧にしていくうちにまた5倍がちょいちょいメーターに出始める。
けど安定はしていない。
どちらかちいうと、急坂になるヘアピンでは5倍がでて、ゆるやかになると力が入らない感じが続く。
急坂で人を抜いて、ゆるやかなところで抜かれるの繰り返し。
大雪渓が見えた!
すんごい晴れてる。急に雨が抜けて空が青くなった。
けど力が入らない・・・・う〜〜〜む。泣きそう気持ち。けど、やれるだけやる!諦めない!
必死に頑張ってんのに4.2~4.5倍あたり出るイメージ。
最後の数百メートルはなんとか絞り出してやっと5倍というレベル。
で、1km手前の大雪渓ゴール。それなのにタイムは1時間を切れていない。
泣きそうだった。
五郎ちゃんに、
「ひどい顔してんなっ」
て言われた。
ダメだったって言うと、
「ローラーばっかりしてっからだよ!もっと実走しろ、実走。」
って怒られた。そうかもしれない。
すんごい晴天なのに、心は曇ってた。
いっぱい練習したけど・・・結果がついてこない。
すんごい悔しかった。
みんなに期待させたし、自分でも期待してたし。
ごめんなさい。
43歳、7回目の乗鞍の挑戦が終わった・・・。
次!またがんばろ・・・1時間切りたい。そう心に誓う。
全日本マウンテンサイクリングin乗鞍2014 レース前日 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍2014 そもそもなぜ?編