なおっき流ペダリング論?! | なおっきのぶろぐ

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ヒルクライマーなつぶやきw。目指せ乗鞍59分切り!

なおっき流ペダリング論?!

昨日の続きをちょっとだけ。自分のメモとしても。

「2時で最大のパワー、そして同時にそこで完全脱力の意識。」

2時ってありますがあくまでも意識です。おそらく人間は2時と言っても
3時くらいになっちゃうでしょう。けど3時以降は踏んでも絶対に無駄だと考えています。

さてさて、なぜこれが重要かを再度まとめてみたいと思いマフ。
なんてか、あくまでもなおっき的観点で書くだけでこれが一番正しいなんてことは
一切一切思ってません。ただずっと考えながらやってきたことを言葉にしてみる
って感じで。

えっと、一番大切なことはエネルギーの損失をいかに抑え、効率よくパワーを伝えるか!
ってことです。

それで注目することはBBにかかる力。これをとてもなおっきは大切に考えています。

つまり・・・・
「BBにかかる力をいかに少なくするか!」

え?

と思うかもしれませんが、これがなおっき的ペダリング論の根本です。
もし踏んでばかりを意識していたらBBに掛かる力、エネルギーは下向きのベクトルです。

BBを下に押し下げるためにペダリングをしているのではなく、効率よくエネルギーを
チェーンに伝えるためにペダリングをしているのに、BBを下におし下げようとするエネルギーは
なおっきはとても無駄だと思っているのです。

どうせエネルギーを使うならすべて回すエネルギーでチェーンに伝えたいじゃん。

よって大腿骨の付け根からクランクを直角三角形で結んだ角度以上を踏んでもエネルギーの損失が非常に大きく無駄だと言うことです。それがおそらく、座る位置によっても多少変わってくるけど2時か2時半、おもいっきり前乗りでも3時当たりかと思うのです。

後ろ座りであればあるほど2時に近づいていくでしょうし、前乗りになればなるほど3時に近づく。
大腿骨の付け根あたりがBBより前に来たら3時過ぎということになるでしょうね。

よって2時過ぎで完全に脱力の意識を持つことで、変にBBを押し下げてしまうエネルギーの損失をカットすることが出来ると考えるのです。
そのかわり直角になる瞬間は最大の力を発揮していることがとても重要でもあるとも考えています。
なぜなら、その場所が(多分)物理的にも一番パワーを伝える効率が高いから!

なので2時あたりに最大の出力&次の瞬間完全な脱力をする。

これでもっとも効率的にエネルギーを損失することなく前に進むエネルギーに変換できると言うわけです。

でも登りだと脱力したままであれば、停まってしまう。もしくは停まってしまうのではないかという不安に駆られるわけです。
でも、安心してください。脱力する勇気があれば脱力できます。
脱力すると次に何が起こるかというと、進みたい気持ちから、人間は勝手に引き足を使い始めます。

これがとても大切なのです。もちろん引き足は踏みに比べれば弱い、下手したら引いたことがない人もいるかも知れない。だからここは練習が必要になりますね。
引きが勝手に入るのであとはひたすら2時で脱力することを意識して走り込めばすぐに20wくらい、もしくはもっと?ワット数が上がると思います。

2時で脱力をもう少し他の言葉で表現すると、今までBBを押し下げていたのだから、
BBを持ち上げるイメージで回してみる。という表現方法もあるかもしれない。
考えたこともないイメージかもしれないけど、これが結構イメージとしてはいいんです。

平地もしくは下りで進みながらペダリングを止めて、両足でBBをを持ち上げてみてください。
最初はきっと、とても新鮮です。
そのイメージをそのまま持ちながら、BBを持ち上げながら一回転一回転回してみてください。
面白いですよ!あくまでもイメージを掴むための練習ですが、なおっきは時々やってます。

それからSFRくらいな回転数(登りで40rpmくらい)だと、脱力というより「切り替わり」という感じになるかもしれません。
踏みと引きの切り替わりが2時~3時あたりにくるというイメージでしょうか・・・。
SFRは脱力できないですからね。

それからなおっきがなぜEvolverが好きなのか・・・これも実はこのなおっき的理論で説明が付きます。

踏んでばっかりのペダリングになってたらどうなるか?
BBを押し下げているパワー、エネルギーが発生します。
BBが押し下がるということはどういうことか?
フレームがゆがもうとする力が働く。
 (フレームをゆがませるために走ってるんじゃないですよね?)
そうするとそのエネルギーはフレームを伝って、サドルに伝わり、自分に帰ってくる!

もし柔らかいフレームだとその伝わり方は吸収されて分からなくなっちゃうでしょうね。
けどEvolverほど高剛性なフレームだとダイレクトにそれが分かるんです。

つまりそのフィードバック(変な振動というか)を感じたら、まずい!ペダリングが乱れている!
3時以降まで踏みすぎている!と、分かるんです。
実際そのフィードバックを感じて、ペダリングを戻すとワット数は上がります。

だからなおっき的には、このEvolverじゃないとダメなんです。長距離乗っても疲れなかったり、そしてヒルクライムのための効率のよいペダリングが保てるための重要な信号がEvolverじゃないとダイレクトに分からないですね。

だからEvolverが好きなんです。初めてこれでヒルクライムしたときに直感的にそう思ったんですよね。こりゃ酷いペダリングなんだろうな自分。みたいな。

そういうことなんです。

Evolverが高剛性だからよい!ということを別のメリットで感じている体型的に大きくてパワーの強い人もいるとは思うのですが、52kgで非力なおっき的にはこういう事なんです。

あくまでもなおっき的なペダリング論を言葉にしてみたけど、これがすべての根本です。
そこから、あとは脚の角度や下死点での足の運び、上死点での足首の様子、エネルギーのベクトル等々いろんなテクニックがあると思うんだけど、根本がこれ!と分かっていれば自ずと
どんなふうにペダリングをすればよいかが分かってくるというか納得ができるというか、そんな感じでなおっきはいつもペダリングしています。

これとは別に心肺機能の鍛え方が重要になってくるし、どちからというと心肺機能の方が全然重要だったりする。それは、またおいおいと。

そんな感じ。

今朝のトレーニングは
1時間 パワークランク 固定ローラー淡々と低めで。
30分 Evolverで固定ローラー 5本インターバル込み。
1:25 253w(4.8w/kg) 70%->85% 87rpm
1:07 276w(5.3w/kg) 69%->86% 90rpm
0:52 291w(5.6w/kg) 72%->87% 95rpm
1:00 300w(5.8w/kg) 77%->88% 96rpm
1:15 300w(5.8w/kg) 74%->91% 91rpm

今朝のデータ
距離: 43.15 km
高度上昇値: 0 m
タイム: 01:27:35 h:m:s
平均スピード: 29.6 km/h
平均パワー: 170 W
最高パワー: 366 W
平均心拍: 68 最大%
平均バイクケイデンス: 72 rpm

今月データ
距離: 1,225.63 km
高度上昇値: 12,406 m
タイム: 46:44:19 h:m:s
平均スピード: 26.2 km/h
平均パワー: 184 W
最高パワー: 777 W
平均心拍: 70 最大%
平均バイクケイデンス: 84 rpm

5 Responses to “なおっき流ペダリング論?!”

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