全日本マウンテンサイクリングin乗鞍 | なおっきのぶろぐ

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ヒルクライマーなつぶやきw。目指せ乗鞍59分切り!

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

ブログ書くのが遅くなりましたが、淡々と書いてみたいかなと。

行ってきました「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

今年はランに真剣に取り組んだり筋トレ、コアトレを初めて取り入れたり、5倍時間を伸ばすことを重視したりと様々新しいことを取り入れた年。
それが吉と出るか凶と出るか・・・わからないままに淡々と進めてきました。

筋トレは5月初旬まで続けてやっていました。
筋トレをするとローラーでメディオ域にもあげられなくなる現象を体験したり
メディオ中心に練習せずに5倍をひたすら伸ばすことを目指すことで
数週間で20分まで伸ばせたあと、どんどんと5倍維持できる時間が減っていきやがて7分で吐いてしまうほどになってしまう現象も体験。

そこから気を取り直してメディオをやろうとすると半端無くつらい状態になってしまったのは8月に入ってから・・・。
心拍80%で4倍が、体感5倍のような苦しさ・・・。

結果8月に入ってやればやるほど、どんどんと出力が低下し、焦る気持ちからトレーニングを休むことができず結果的に
オーバートレーニング状態に陥ってしまいました。

オーバートレーニング状態に入って行くと、3倍ワット後半でも心拍数が85%とかに上がってしまうほど苦しい状態に陥ります。
本当に恐ろしい状態。普段の心拍数も座ってて48、寝てて37だったのが座ってて60超横になっても50超みたいな。
そして精神的にも焦りの気持ちやプレッシャーや、様々な不安が大量に押し寄せてくる日々。
怖い負のスパイラルに落ちていきます。

今、乗鞍終わって冷静に考えるとあの時に一旦休めばよかったんだ、筋トレはこのタイミングでやめておけばよかったんだ、
そしてメディオはやっぱり一番大切なんだなとか、その上で5倍ワット以上の維持トレーニングが効果があるんだなとか
ものすごくよく分かる。




それで乗鞍前の木曜日から完全レストを決め込む。
木金土と3日間休んだらもしかしたら、超回復?なんてのを期待しつつ・・・。

そんなこんなで、迎えた乗鞍。
ものすんごい倦怠感の金曜日に乗鞍入り。

1日目金曜日は丘の上のヒュッテ
スバルのT橋さん、F川さんが乗鞍一ご飯が美味しいお宿に泊まる。
やっぱりほんとにほんとに美味しかった。
ほんとにゆったりゆったりすごす。
ちょっとたちあがるだけでたちくらむ・・・。寝るときはなんだか息苦しい感じ。喘息ぽい。
お宿ではあざみでE2優勝のW辺さんや、Y谷さん、K代さんとご一緒させていただきました。
たのしくチャットできました。あざますあざます!

2日目土曜日。大会前日だね。4時起床。
ゆったり過ごす。倦怠感は全然取れない感じ。けどすこし軽減したかなぁ?ッて感じる程度。
午前中に三本滝まで車で行って雨の中20分だけロラる。
やっぱり4倍いかずに心拍あっという間に80%を超える。85%とか?
夜はひこうき雲さんでお世話になる。

レース当日。朝3時半起床。
外は雨。時折激しい。もうダメかも?開催自体が・・・。
5時ごろ偶然にも乗鞍大雪渓Web Siteの山田さんに会う。

頂上付近は風速15m以上濃霧雨!

だそう。ひぃ〜〜〜。けど、もしかしたらコース短縮計画の話を聞かせてくれる!
え?そんなことありなの?
やったとしたら28回開催中初の出来事になるそうな・・・。

そこからアップする・・・。30分だけ。超回復を期待しつつ。
けど、回すこと自体がしんどいのに合わせて、やはり4倍で85%とか行ってしまう。なんじゃこりゃ。ものすごい苦しい。

やっぱり超回復・・・していない・・・。やっぱり泥沼のオーバートレーニング状態なんだとはっきり認識した瞬間。

でもここまできたらやるしかない。だって1年弱これのためにすべてを集中してやってきたんだもん。
走りたくな気持ちとやらなくちゃいけないって気持ちが複雑に交錯するなか、開催するのかしないのかわからないまま時間が経過していく。

場所取りをして皆といろいろ話をして・・・。
ブログはいつも拝見させていただいてたサカモッチョさんとちゃんとお話出来て嬉しかったな。
で、無事にカエルライダーさんと合流できて、しばし談笑。

そして6時過ぎあたりで場内アナウンス!

「頂上付近は風速10数メートル、濃霧、雨が降っている・・・そして大雪渓のあたりにはこぶし大の石がおびただしく道路を埋めている云々・・・」

ここまで聞いて、あ、もうダメだ。会場中が「う〜〜〜〜〜〜ん」と一斉に声にならない声が響いてた。

「ですので、ゴールを位ヶ原山荘とし、レースを開催します云々・・・・」

ここで、会場がどよめきに変わる!やるのね?短縮バージョンで!
よくぞ決断しましたね!

ゴールを変えるということはゴールラインの変更、仮設トイレの移動、残り何キロ?の看板の移動など様々な事前準備が必要なはず。それは本当にものすごいことだと思う。
ほんとにほんとにすごい決断。

なんとかして走らせてあげたいという開催側の強い気持ちがこのコース短縮につながったんだと思う。
北は北海道、南は沖縄。総勢4500人をなんとか走らせてあげたい。その思いがなおっきの中に感動として伝わってきた。涙でそうなくらいにね。

身体はダメダメだけど精一杯走ろう!そう思えた瞬間!
ありがとぉ!

スタートを30分遅らせた形でスタート。大きな集団の3分の2くらいのところにへばりついて頑張って走る。
少しずつ遅れていくもなんとかギリギリ三本滝まではメイン集団の最後尾をキープ出来てたと思う。
記憶が正しければ16分台ぎりぎりか17分に入るか入らないかな感じで三本滝だったと思う。かなりハイペースだったんじゃないかなぁ・・・。
そこまでの平均心拍は92%。
そこからはずるずるとペースダウン。あまりにも苦しくて、何度も何度も棄権しようと思うほど。
でも、諦める訳にはいかない。どんなに結果が悪かろうが、苦しかろうが、ワットが低かろうが・・・。
泣きたいくらい悔しい気持ち、棄権したい、脚を止めたいと思う中、(毎年走ってるけどこんなふうに思ったことはなと思う)
なおっき頑張れって言ってくれる人がなおっきを抜いていく・・・。情けない気持ちとありがたい気持ちと入り混じって涙出しながら走る。

あと何キロの看板が見えてくる。

ほんとにほんとに苦しかったし、最後の方は雨で寒さも。多分いちばん今までで苦しかったと思う。
平均心拍91%なのに215w。体重51.7kgだったので、4.16w/kg。
あ”〜〜〜〜〜〜〜。46分10秒。ひどすぎるOrz…。

でも、走る前からこうなることはわかってた。
頭を切り替えて次!

下りの集合してるときにますらおさんとお話出来ました。
ブログは拝見してたんだけど顔見てお話するのは初めて。いろいろとアドバイスを頂けました。
ほんとにありがとうございました!

下って、会場では沢山の人と談笑できたかなぁ。
スバルのF川さんやT橋さん、シリーズ戦準優勝の春さん、
そしてもちろんチームのみんな!ロードマンさん、ひろゆきさん、カエルライダーさん、
そしてそしてゴロちゃんや走ってコロコロさん、のりへい
いっぱいいっぱい元気をもらいました!
みんなありがとねぇ〜


いろんな方の話や、それをもとに振り返っても、ほんとに
いろんな反省ポイントが浮かんでくるし、この反省を活かせば来年は確実に良い状態を持ってこれると思う。

身体を休める期間
筋トレをやる期間
ランをやる期間
そしてメディオの重要性
5倍にはいるタイミング
6倍に入れるタイミング

などなど今年はたくさんの勉強ができたと思う。

そして一番大切なことを今年は忘れていたと思う。

楽しむこと

楽しむことをなくして上達はありえない。
何か今年は楽しむことを忘れていたと思うんだよね。
何かとりつかれたように機械的にやっていた感じ。
人間は機械じゃないもの。


ッて感じかなぁ〜。

なおっきの乗鞍一時間切りの目標は絶対に諦めません!
絶対に!

そして切っても次の目標に向かっていきます!

いっぱい応援してくれている皆様引き続き暖か〜い目で見守ってやってください!

お願いします!



で、



レース当日の夜も実は並木荘にお泊まりました。
3時くらいからビールをプシューッと反省会。
夜はSpringBankっていう乗鞍で唯一のバーで少し食べて少し飲む。
気持よかったなあ。

最高の贅沢。

みんなも時間を作れるならぜひ、もう一泊乗鞍に泊まってみてくださいよ!
ほんとに至福の時間を味わえます!

そして次の日・・・・


おしりに違和感・・・・

さわってみるとなんか大きなものがお尻にくっついてる。
う〜〜〜ンと思いつつそのまま運転して小田原へ・・・

そして痛みに変わってて触ってみる。なんかデカくなってる!
すげ〜〜〜やばいくらいに!


んで、すぐに病院に電話。


そして緊急の急性血栓性外痔核除去手術


ふぇ〜〜〜〜〜〜〜〜ん。なんたるちーや!
一発目にお尻にぶっ刺された麻酔の針の痛いこと(涙)


でも月曜日でよかった。
レースの前だったらさらに立ち直れないくらい落ち込んでたと思う。
神様はうまいタイミングでやってくれるゎ。

感謝感謝

そして今日までなおっきの夏休みであることも感謝。痛みと闘いながら仕事するのはちょっと大変だもの・・・Orz…

今ホントにボロボロなおっきな感じだけど、次への英気を養う時間を感謝して享受します!


みんなありがとねぇ〜。

来年は楽しんで絶対やってやる!


ようやく少し平常心拍数が下がってきてます。
いひひ






Special Thanks S

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